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天然砥石の刃先研ぎ

天然砥石を使った刃先研ぎは、時間も掛かるし、薄くならないと思い込んでいました。


今日は、いつもの横坂正人氏の「楽仙」で試していました。


裏を硬い天然砥石と砥クソで研磨した後、中砥としてシャプトン刃の黒幕#2000で研ぎ、刃先をゼロベース(刃返りはありますが・・)から、やわらかそうな天然砥石で刃先して試しています。(それでも薄く刃返りは若干あります)


その刃の状態で、2~3回米ヒバを20~30ミクロンで削ると、削り材の表面に艶が出てきて、切れてきます。


いい感じで、鉋掛けできています。
blog_import_535b760f84b29.jpg


blog_import_535b76101286d.jpg


測定すると
blog_import_535b761084366.jpg


不思議なことに、従来の感覚で、推測する厚さより、20~30%薄く計測されます。


ただ、測定(シックネスゲージの当てる強さ)方法によって、数値の差が大きく、3~12ミクロンでした。


これは、刃が切れていないし、材料も悪く、削り屑が毛羽立っていることが考えられます。


少しずつ、向上していこうと思います。

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薄削り練習 | 23:45:21 | トラックバック(0) | コメント(8)
コメント
No title
連日濃いいですねぇ^^
触発されます♪
うちもやるぞ!
2012-05-16 水 06:50:00 | URL | ぽーる [編集]
No title
こんばんは。kazuです。毎回の結果に凄いとでしか言いようがありません。(自分にその努力がないが故に)
聞いた話ですが、杉を削ると刃がボロボロになるので、隣にヒバを置いて削るそうです。そのボロボロになった刃を一度ヒバに通して杉を削ると刃先が治っている現象があるそうです。まあ、一種の細胞とμとの戦いですかね。
山本(有名)さんの名言 刃は砥石で砥ぐものであって、砥クソは廃棄物でしかない。その言葉に僕は悩み続けています。
近く地元で小さい削ろう会があるので頑張ってみます。まとまりのない文章ですいません。
2012-05-16 水 22:36:00 | URL | kazu [編集]
No title
ぽ~るさん、こんばんは。
よかった!
僕だけが盛り上がって、一人浮いているような気がしていましたので・・・・。
2012-05-17 木 01:10:00 | URL | craft WAKU [編集]
No title
kazuさん、コメントありがとうございます。
いつも満足な結果になりませんが、ボチボチお付き合いください。
杉とヒバの話は、初めて聞きました。ヒバは刃を整えてくれるのでしょうか。
奥が深いですね。
砥クソは廃棄物の話は、聞いたことがあります。
勝手な推察ですが、裏刃を重ねた研ぎなら、刃返りを気にせず研げます。また、長く研ぐことは、刃先を傷めていることかなと思っています。
そう言えば、昨年は、静岡のミニ削ろう会に初参加させていただき、ボロボロだったのを思い出しました。
kazuさんも色々お詳しいので、薄いのを狙っていると察しております(^^)
2012-05-17 木 01:20:00 | URL | craft WAKU [編集]
No title
ちょっと誤解させてしまった部分もあるので僕の研ぎを書いておきますね。
 初めに、裏を12000で浅く、磨耗鈍角部を半分以下にするイメージで研いでおきます。
 次に切れ刃を2000、12000と研ぎ、12000で返りをしっかり取り、いったん紙コバ試験をします。(裏はやや深め)無抵抗に「シャッ」と入れば合格、ただしこの時の紙を切るニュアンスはほんのわずかに「イガイガ」した人造独特の感じがあります。
 そして硬い天然に柔らかい砥粒を乗せた上で切れ刃を5センチ20往復、裏も同様。(裏はかえ先近くまで)ここまではまだ平面研ぎ(28度)です。
 隣りに中位の硬さの天然を置き、砥面を直して洗い流し、固定砥粒で刃先研ぎをします。この時初めて1度程度立てるとすれば、切れ刃を研ぐ距離は1センチも押せば十分でしょう。何せ最初はほとんどゼロから始まるわけですから。で裏を5センチ1往復、切れ刃を1ミリ押し、裏を1センチ1往復、こんな程度です。(裏は目一杯深く)ここでまた紙コバ試験をして合格しなければ顕微鏡でどちらに返りが残っているかで、その面を当てます。もうその距離はミリの世界です。このミリ単位のせめぎあいですっかり返りが取れた刃は紙コバ試験をすると「スルッ」っと入ります。うまく行った時はゾクゾクすると思いますよ。
 で、本当はこの先に極限があるんですけど、これはまぁ、お楽しみにとっておきましょうね。(笑)
 というわけで、12000はあくまで下地研ぎとしては活用します。その後を天然の新鮮な砥粒の?千番から砥クソラップで10000超えに持っていってすっきりと返りを取るということなんです。説明不足で申し訳ない。なかなか文字だけでは伝えきれません。そのうち電話ででも話しましょうか?011-614-5288です。気がむいたらどうぞ。
2012-05-17 木 19:37:00 | URL | kuni [編集]
No title
杉のお話ですが、寸八の巾あたりの年輪の数が米ヒバに比べてすごく少ないでしょう?友人がつぶやいたんですけど、「そこに鉋を引く荷重が集中するからかなぁ」と。その通りだろうと思いますね。年輪の硬い部分に荷重が集中するという過酷な状況でしかも夏目を削るためには刃先は鋭くなくてはいけない。これほど鉋に高い能力を求められる場面はないわけです。
 「刃殺し」って知ってますか?仕上げ砥で仕上げる最後に鉋の頭を持ち上げて刃先を丸めるようにして裏をサッと当てるこれを2~3回繰り返すのだそうです。刃先を丈夫にかつ鋭く保つ先人の知恵ですね。
 杉が切れなくなった刃をヒバで復活させるというのは、米ヒバは年輪の密度が非常に高いので両面同時研磨できるラッピングフィルムとして使っているということで、「治る」という意味ではないと考えた方がいいでしょう。
 それから砥クソが廃棄物でしかないというのは新鮮で研削力のある砥粒でサクッと仕上げた刃先がいかに鋭いかを言いたいがために口が滑ってしまった、くらいに考えた方がいいと思います。けっして廃棄物ではないですね。使い方次第です。現に僕は使っていますから。
 天然の砥粒は最初はけっこう粗いわけです。それが最初に付けたキズはけっこう深い。水が多い状態で砥クソラップをしてしまうとこのこの深いくぼみを遊離砥粒がなおさら深くしてしまい凸凹になってしまうのです。砥クソラップは水を少なく半固定状態にするのが極意というのはそこなんですねぇ。
 水が多ければ砥粒が好き勝手に遊んで歩いてしまうのを水を少なくして表面に張り付かせて動きを少なくしてやるわけです。これによって天然でも鏡面近くまで研ぐことができるんですよ。
2012-05-17 木 22:55:00 | URL | kuni [編集]
No title
kuniさん、こんばんは。
おぉ~、kuniさんの研ぎは、興味深々で、じっくり拝読していました。詳細な説明をいただきまして感謝します。
どうやら(勝手に)想像していた研ぎ方や、今の自分の研ぎ方とは、異なっていました。
特に刃先研ぎ時の刃返りの無くし方が予想以上にシビアにされていますので、参考にさせていただき、やってみようと思います。
それから、紙コバ試験は、今まで取り入れていませんので、要領を得ないかもしれませんが、自分なりに取り入れてみることを考えています。
その先の極限のお話をお聞きする前に、まだいきついていないようなので、もう少し足掻いてみないといけません。
また、時間がある時に、お電話でもさせていただきます。
2012-05-17 木 23:51:00 | URL | craft WAKU [編集]
No title
kuniさん、コメントは修正させていただきました。
杉(特に白太)を綺麗に削る大変さは、いつも感じています。
恥ずかしながら、まともに削れたことは今まで無くて、ペーパーのお世話になってしまいます(恥)
難しい削りですよね。
「刃殺し」は、初めてお聞きしました。
おかげさまで一つ知識が増えました。
WAKUの場合、偉そうに鉋を題材にしたブログを書いていますが、ほとんど知識というものは無いのです。もっと、勉強しないといけません。
達人と言われる方々を拝見していると、実に様々な研ぎ方を考えられていて、それぞれ素晴らしい刃を付けられていると思います。
正解というものが無い世界は、楽しくもあり、苦しくもあるような気がします。
なかなか、天然で鏡面仕上がりまで、たどり着いていません。コメントを参考にさせていただき、じっくり天然と付き合ってみます。
いつも、コメントありがとうございます。
2012-05-18 金 00:03:00 | URL | craft WAKU [編集]
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