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基本から見直しています

興奮冷めやらぬうちに、山本氏研ぎを試したくて、金具一式を買って帰ってきたのですが、WAKUの寸八は一枚刃が多く、適当な裏金が無いことに気付きました。


しばらくは新しい研ぎをあきらめて、基本から見直すことにしました。


まずは、長台の3点付を再調整して、削り材を整えます。
(4点付は、まだまだ無理です)
blog_import_535b753598ad9.jpg


下端の精度を上げた長台で、削り材を平面にするのは、薄削りにとって、重要な意味があることに気付いたのです。
削り材の平面度が上がると、台が安定するため、鉋を下に押し付ける力が非常に少なくても削れます。
鉋を下に押し付けて削ると、木を剥ぐように削るようなので薄くなりにくいとのことです。


次に、やや時間を掛けて鉋の下端を変えていこうと思います。
京都で、下端が悪いと散々言われました。
2点付で、隙をやや大きくとっていたため、削り材の上に鉋を置いて左右に振った時、材に当っている刃口部分を中心にして、グラグラ回転していました。
薄削りするには、台を左右に振っても、簡単に動いてはいけないとのことです。
ということは、3点付で、更に、隙を極端に少なくして、ほぼベタに近いことになります。台頭は2ミクロンほど隙く程度とのことです。
今までは、2点付で、刃口部分を当てている面積を少なくしてきましたが、考え方を変えます。
blog_import_535b7536054b7.jpg


下端の写真は、恥ずかしいのですが、ガラスに貼ったペーパーで軽く削った跡です。
刃口と台尻の白っぽい部分が当てている部分になります。これからは台頭も当てて3点にしていく予定です。


また、削った時、削り屑に発生する静電気が大敵とのこと。
あくまで想像になるそうですが、刃先で静電気の放電があり、刃がすぐに切れなくなるとの考えです。
これを回避するには、削り材を湿らせるのが効果があるそうです。


これら基本的なことを、実践して、削ってみました。
blog_import_535b75367aa25.jpg


良い感触で削れて、ホッとしています。
実は、初削りの会場では全く駄目で、何が原因なのか、密かに悩んで落ち込んでいたのです。
やはり、基本に忠実が大切なのですね。

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| 23:37:38 | トラックバック(0) | コメント(10)
コメント
No title
収穫があったようで、出掛けた甲斐がありましたね。
一歩前進ですね。
しかし、2ミクロン隙くって、薄削りより難しそう。
台直しで一回さらっと隙くって感じでしょうか?
2012-01-18 水 17:18:00 | URL | acanthogobius [編集]
No title
さっそく色々と試されてるんですね!さすがですね。
私も、wakuさんから習った沢山の事を試したいんですが、全くの状態です。
早く、良い報告がしたいです。
追伸、今日、仕事中に玄翁の柄が折れました。気に入っていたのに、残念です。
ケヤキを挿げてたんですが、やはり向いてないんですね。また、手間が増えました。
2012-01-18 水 19:26:00 | URL | 上村 [編集]
No title
こんにちは、WAKUさん。
実は私もあれ以来毎日とりあえず鉋を触るようにしています。
今日は削り材を手押し鉋にかけて直線を出しました。
そして、なじみの材木屋に行ってヒノキを物色していました。
武藤さんに「研ぎが甘い」と言われ、研ぎもやってます。先研ぎも練習中です。
とりあえず今は鈍った感覚を取り戻すようにやってます。(もともとそんなに鋭い感覚を持ってませんが・・・)
モチベーションが下がらないようにがんばります!
2012-01-18 水 21:11:00 | URL | 萩原 [編集]
No title
acanthogobiusさん、こんばんは。
僕の知識が浅いというか、狭いというか、色々お話を伺えば伺うほど、参考になります。
2ミクロン隙く方法は聞き損じました・・・
下端定規では確認できない寸法なので、2丁の台の下端側を合わせ、台頭に5ミクロン程度の削り屑を挟んで、削り屑を引っ張って、なんとか出てくることで確認されているそうです。
書籍では得られないマニアックな世界ですね(笑)
2012-01-18 水 23:40:00 | URL | craft WAKU [編集]
No title
上村さん、こんばんは。
私の方法も、怪しくなってきました(笑)
10ミクロン位までなら行けると思いますが、さすがに5ミクロン以下になると、一筋縄ではいかなそうです。
ケヤキの柄は見たことがありません。
お仕事で毎日ハードに使うには、向いていないかもしれませんね。
僕なら、パープルハートにしておきます。(笑)
2012-01-18 水 23:47:00 | URL | craft WAKU [編集]
No title
萩原さん、こんばんは。
おおっ、やってますね~。長台で直線を出したつもりでしたが、捻りが取れていませんでした。
やはり長い手押し鉋が欲しい所です。
削りやすい良いヒノキと巡り合えると良いですね。
あっ!武藤さんに「研ぎが甘い」と責められていたのは、僕です・・・。(笑)
萩原さんの刃を見て、「これは良い」と仰ってましたよ。上手く伝えられずにすみません。
モチベーションを保ちつつ、少し温かくなってきたら、やりましょうか。
2012-01-18 水 23:55:00 | URL | craft WAKU [編集]
No title
ほぉ- へぇ-なるほどなるほど勉強させていただきます。
とても得る事が多かったようですね。
私も行きたかった~
又イロイロ教えて下さい。
2012-01-19 木 15:52:00 | URL | 日裏 [編集]
No title
日裏さん、こんばんは。
知る人ぞ知る鍛冶屋さん、大工さん、オールスターズでした。
お話して、教えて頂いて、素敵な一日を過ごしました。
また、一緒に薄削りに励みましょう。
2012-01-19 木 22:38:00 | URL | craft WAKU [編集]
No title
苦心の中から光りを見出し、着実に進歩されているようですね。
新たな考えを手にされて一気に開花!?される可能性大!!
技術以上に、新たな人達と知り合い付き合う機会が生まれることが、より素晴らしいことだったりもしますね!
私も、wakuさんにお会いしてみたいものです。
2012-01-20 金 07:52:00 | URL | 木組曼 [編集]
No title
木組曼さん、こんにちは。
頭の中ではイメージできても、なかなか思うように行かないのが、薄削りの楽しいところでしょうね。
先人の方々は、何気なくやっていますが、自分で実際にやってみると、簡単にはいかないことが多いですね。
仰るように、多くの方々とお会いできたのが、一番でした。これから先、色々な所で、お会いすることができそうです。
また、機会があれば、是非、木組曼さんともお会いさせていただきたく思います。
2012-01-21 土 13:09:00 | URL | craft WAKU [編集]
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